成形が難しい素材の加工を容易にしてくれる離型剤の選び方

添付作業

フッ素コートの性質を利用した離型剤には引火性のない製品がある

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特定の用途のために使う製品を選ぶときには、性能と利便性の両方について検討する必要があります。プラスチックやシリコン、そしてゴム製品は、成形作業のために離型剤を使わなければなりませんが、性能と利便性の両者において優れた製品は、フッ素系離型剤でしょう。
フッ素系離型剤は、フッ素樹脂の被膜で製品をコーティングして保護するフッ素コート剤が主成分の離型剤です。プラスチック製品などを成形するために用いる金型をフッ素系離型剤でコーティングすると、他の離型剤にはない非粘着性というユニークな特性が金型に付与されます。
このお陰で、成形が済んだ製品と金型を分離するのが非常に容易になるため、性能という点で、フッ素コート剤使用の離型剤は非常に高く評価できます。
更に、フッ素系離型剤製品は、利便性においても様々な利点を持っています。一つの例が、不燃性の液体を溶剤として使用した製品があることです。現場で離型剤を金型に追加塗布する際、引火性がないタイプの離型剤であれば、現場で作業する人が安心して使用することができます。成形作業は、製品の製造過程の後半のステップでかなり神経を使う仕事ですので、安心して使える薬剤は重宝します。
成形現場で使う離型剤を選ぶなら、このように、性能と利便性を兼ね備えたフッ素系にしましょう。